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ビジネスパーソンのための転職講座④: 面接のポイント

今回は、採用になるかどうかの最大の鍵を握る”面接”におけるポイントを説明します。

【 心構え: 60分一本勝負 】
採用側企業でも、「1時間かそこらの面接で十分に候補者が判断できるのか」という議論はずっとあるものの、現実問題として、限られた時間の中でお互いに判断するしかないのが実情です。したがって、本当にこの60分が、その後の人生に大きな影響を与える事になります。しかしながら、転職希望者の中には、この事をあまり真剣に受け止めず、全力を出し切れずに後悔するケースが見受けられます。

必要以上に身構えたり緊張する必要はありませんが、しっかり準備をして、自分の実力をきちんと伝えられるようにして下さい。

【 事前準備 】
大事な商談の前日や、学生時代の期末テストの前日は一生懸命勉強していたのに、転職の面接では、何故か準備不足や全くといって良いほど準備をしない人を非常にたくさん見かけます。
ものすごく時間をかける必要はありませんが、少なくとも前日の夜くらいには、①Webサイトを見るなどしてその会社に関する予備知識をある程度得ておく事と、②典型的な質問(志望動機、長所・短所、当社で何をやりたいか、など)に対する回答をある程度考えておくくらいの準備はしておく必要があります。

【 面接本番 】
面接の基本は、とにかく冷静に、本来の自分を理解してもらうという事です。(勘違いされて落とされるのも不幸ですし、勘違いされて採用されるのも不幸になる可能性が十分あります。)

①質問に的確に答える
書いてしまうと当たり前の事と思われるでしょうが、意外に多くの方が、質問の意図を正確に理解しないで違うポイントについて回答したり、相手の質問の意図とは異なる事を回答したりしています。面接官の多くは、回答の内容と同時に質問に対する理解力も見ていますので、意味が曖昧な場合は確認するなどした方が良いでしょう。

②見た目
適切な服装・身だしなみももちろん必須ですが、それ以上に、やる気や元気が相手に伝わるようにして下さい。面接官は思った以上にこのポイントを重視しています。あるベンチャー企業の社長は、評価の最大のポイントとして「何より覇気のある事が大前提ですね。スキルやテクニックは教えられるけど、困難や高い目標を乗り越える気力みたいなものはなかなか教えられないですから」と言っています。

③的確に質問する
面接は、自分を理解・評価してもらう機会であると同時に、相手の企業を理解・評価する場でもあります。したがって、気になる事、不明な事があれば、それらを質問する事も大切です。但し、最初の面接から、相手がその気にもなっていないのに根ほり葉ほり質問するのは、かえって逆効果になりかねませんので、面接が進むごとに、段階を踏んで質問していく事も必要です。

④自分のニーズばかり前面に出さない
上昇志向の強い方ほどその傾向が強いのですが、「自分の将来のキャリアを考えると、この会社ではこういう事を学びたい/こう成長したい」というような事を強調される方がいらっしゃいます。もちろん、そういう成長志向を持つ事はとても良い事ですが、一方で、企業側から見ると、「うちは学校じゃないんだから。自分のメリットしか言わないけど、で、会社にどういう貢献してくれるの」とネガティブに捉えられかねません。
主張すべき・確認すべきはするとしても、まずは、“採用したい”と思わせる事が先決です。

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